歯の豆知識Tips
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- 妊娠中の虫歯予防
妊娠中はさまざまな体調の変化があり、虫歯になりやすい期間です。
また、お母さん自身が虫歯予防をすることで、赤ちゃんの虫歯予防にもつながります。
このページでは、妊娠中の歯のケアについてご説明させていただきます。
母子感染を防ぐ
虫歯の原因菌であるミュータンス菌は、周囲の大人、特に密接な接触をするお母さんから赤ちゃんに移ることがわかっています。
妊娠中の虫歯予防
赤ちゃんに虫歯菌を感染させないためにはお母さんが妊娠中からきちんとお口のケアをしていくことがとても大切になります。
妊娠中の変化
妊娠中は、さまざまな変化が身体に起こり、虫歯になりやすい時期でもあります。
妊娠中の口内環境の主な変化はこのようになります。
・食事内容が変化
・ホルモンバランスが変化
・唾液の分泌量が変動
・つわり
・一度に食べられる量が減る
・食べる回数が増える
お腹の中で歯の芽は育つ
胎生7週
赤ちゃんの歯の芽ができはじめる
胎生3〜4ヵ月
永久歯である第一大臼歯の芽も作られ始める
キシリトールの利用
キシリトールは唾液の分泌を促すことにより、虫歯を予防します。
そのメカニズムは、このようになっています。
出産前に…
お母さんのお口の中に虫歯菌が少なければ赤ちゃんは虫歯になりにくくなります。 妊娠前から唾液検査などを受け、出産前に虫歯菌を減らせるように努めましょう。