ガムピーリングについて
- ガムピーリングとは、紫外線やタバコによって黒ずんでしまった歯茎を、元の健康的な色に回復させる治療のことです。
- フェノール(ブリーチ剤)と無水アルコール(中和剤)を交互に歯茎に塗布し、1回、5〜10分ほどで終わります。
- 歯肉の変色は表層にあるメラニン色素が原因であるため、即日で暗い歯肉がピンク色になるわけではなく、薬品を塗布して2~3日でメラニン色素を含んだ歯肉の表層が脱落します。そして、1~2週間で新しい表層が再生され、きれいな歯肉に生まれ変わります。効果の持続は個人差がありますが、約2年で再び黒ずんできます。
- 黒ずみの強い場合やどの程度ピンク色に戻るかは個人差がありますので、何回か必要な場合もありますが、通常1〜2回できれいになることが多いようです。
- 歯肉漂白を行なった歯肉には、1週間ほど白っぽい瘡蓋が残りますので、大切な用事がある場合は1週間以前にご予約いただくか、大切な用事の後にご予約ください。
- 治療中に痛みはほとんどありませんので通常、麻酔は必要ありません。少し歯茎がヒリヒリする程度です。ただし痛みに対する反応には個人差があります。
- ガムピーリング後、約1週間、刺激物(辛い物や塩辛い物など)はお控えください。
- たばこ等の刺激はメラニンの沈着を促進させ、後戻りの原因になります。
- 万が一、不慮の事故などで歯茎以外の部位(多くは口の中、または周囲)に薬剤が触れた場合でも歯茎同様の治癒過程をたどって新鮮な組織に生まれ変わります。
- 使用する薬剤のフェノール・アルコール類のアレルギーがある方は施術を受けられません。
- 差し歯の周りが黒くなって黒ずんでいる場合は、メタルタトゥーと呼ばれる金属イオンによる着色なので治療法が異なります。
ガムピーリング 動画 (通常版)
ガムピーリング 動画 (字幕版)