根管治療とは、歯の神経（歯髄）が細菌感染してしまった根の中をきれいにし、薬を詰めて、歯を長く使えるようにするための治療のことです。
何度も感染し、治療を繰り返せば、歯はもろくなる一方で、やがては抜かなければならない状態にまで陥ってしまいます。

人や歯によって、歯の根の数や形は異なります。歯の根が重なっていたり、曲がっていたりすると、二次元のレントゲンでは分かりにくいため、三次元のレントゲン（CT）が必要になります。CTを用いることにより、虫歯治療等の歯根の先端の病変発見や、治療後の治癒の状態などをより詳細に把握することができます。
歯科用CT画像を使った詳細な診断によって、根の病気の完治を目指しやすくなるのです。

マイクロスコープを用いることで、肉眼では見ることのできない術野も何十倍にも大きく見えるので、歯の内部を拡大して治療することが可能となり、今まで発見できなかった管を見つけたり、取りきれなかった汚れをきれいにすることができます。正確性の高い診断ができ、より精密な治療をご提供できます。

抜かなければならないと診断された歯を、マイクロスコープによる精密根管治療で、残せる歯かどうか診察を受けてみてはいかがでしょうか？