歯周病治療の症例Perio

歯周病治療におけるリスクや副作用の詳細説明

下記は歯周病治療に共通する注意事項となります。

• 再生療法について

  歯周病で骨がなくなってしまい、以前であれば抜歯していたような歯も、近年は再生療法で残せるようになってきました。ただし、条件が悪い場合は、うまくいかない場合もあります。また、再生療法をしても、すべての骨が再生するわけではないので、できなかった骨をもう一度再生させる場合もあります。

• 喫煙について

  喫煙者は手術の成功率が下がりますので、禁煙をお勧めします。

• 歯肉の移植について

  歯肉の移植で根面の被覆ができる場合とできない場合があります。ただし、歯肉の厚みを増やすだけでも、今後歯肉の下がるリスクは下げることができます。術後にブラッシングをしてしますと歯肉の生着が妨げられますので、清掃方法は医院の指示に従ってください。また、移植に使う歯肉は口蓋（上顎の歯肉の裏側）から採取しますが、術後に出血や痛みがあることがあります。ただし、薄いマウスピースを入れることで、軽減しますので、医院の指示通りに装着してください。